【遺産分割】相続人が16人存在する事案において、遺産分割協議を成立させ、依頼者が不動産を含む遺産を取得した事例
事案
被相続人は、越谷市在住の依頼者の妻でした。遺産には、預貯金、保険、不動産(自宅)がありました。
依頼者との間に子はおらず、相続人は、依頼者の他に、被相続人の兄弟姉妹など15人がいました。
依頼者は、被相続人の遺産について相続の手続を進めようとしましたが、相続人が誰なのかも、その連絡先も知らず、手続をどのように進めてよいか分からず思い悩んでいました。そこで、当事務所に相談にいらっしゃいました。
解決に至るまで
当事務所では、戸籍謄本や戸籍の附票等、約80通を取得し、相続人の氏名及び住所を調査しました。
相続人の中には、兵庫県など遠方に居住している方もいましたが、弁護士が各相続人と個別に連絡を取って交渉した結果、被相続人の遺産を全て依頼者に相続させ、代償金を他の相続人に支払うという内容の遺産分割協議をまとめ、遺産分割協議書を作成しました。
また、各相続人から必要書類を取得し、各名義変更の手続を全て代行して行いました。
その結果、依頼者は、無事被相続人の遺産を取得することができました。
解決のポイント
1. 多数の相続人がいる事案において、遺産分割手続に熟知した弁護士が介入し、相続人調査や各相続人との交渉等を行うことで、適切に遺産分割協議を成立させ、依頼者に遺産を取得させることができた。