遺言
Q&A 遺言による遺産分割の方法の委託
質問 遺言によって、遺産分割の方法を相続人の一人に委託することはできますか。 回答 被相続人は、遺言により、遺産の分割の方法を定めることを、「第三者」に委託することができます。 ただし、遺産分割の方法を定めることを委託することができる「第三者」には、相続人は含まれないとするのが裁判例です。... 続きはこちら≫
Q&A 当初遺言の撤回をさらに撤回した場合の当初遺言の効力
質問 以前に公正証書遺言を作成し、その後、当該公正証書遺言を撤回する自筆証書遺言を作成しましたが、今になって考え直し、やはり、公正証書遺言の内容通りの遺言をしたいと思っています。自筆証書遺言を撤回すれば、公正証書遺言の効力は復活するのでしょうか。 回答 遺言の撤回をさらに撤回したとしても、民... 続きはこちら≫
Q&A 遺言の撤回の方式
質問 以前に公正証書遺言を作成しましたが、その遺言を撤回したいと思っています。公正証書遺言を自筆証書遺言で撤回することはできますか。 回答 遺言の撤回は、必ずしも撤回される遺言と同一の方式による必要はありません。 従って、公正証書遺言を自筆証書遺言で撤回することも可能です。 続きはこちら≫
Q&A 遺言を撤回する方法
質問 遺言を撤回するには、どうすればよいでしょうか。意思表示だけで撤回することはできますか。 回答 遺言の撤回は、遺言の方式に従って行うこととされています。 つまり、自筆証書遺言や公正証書遺言等、民法で定められる遺言書の方式に従って、撤回する必要があります。 従って、意思表示だけで撤回するこ... 続きはこちら≫
Q&A 遺言の撤回の可否
質問 一度遺言をしましたが、その内容を書き換えたいと思っています。遺言を撤回することは可能でしょうか。 回答 遺言は、遺言者の最終意思を確保する制度ですから、遺言者は、いつでも遺言を撤回することができます。 また、遺言の全部を撤回することもできますし、遺言の一部を撤回することもできます。... 続きはこちら≫
Q&A 銀行の「遺言信託」サービスと弁護士へ依頼する場合の違い
質問 銀行に、「遺言信託」というサービスがあることを知りました。弁護士に対して遺言の作成や遺言執行者をお願いする場合とどのような違いがあるのでしょうか。 回答 信託銀行が行っている遺言信託は、公正証書遺言の作成のお手伝いと、遺言者が死亡した場合の遺産の整理業務が主なものです。 いわゆる信託法... 続きはこちら≫
Q&A 検認と遺言の有効性
質問 亡くなった母の遺言書について、家庭裁判所で検認を行いました。検認が済んだということは、この遺言書の効力が有効だということでしょうか。 回答 検認は、遺言の「方式」に関する一切の事実を調査して、遺言書の状態を確定し、その現状を明確にするものであって、実態上の効果を判断するものではありませ... 続きはこちら≫
Q&A 相続発生と遺言書の取り扱い
質問 先日母が亡くなりました。生前から預かっていた母の遺言書(封をしてあるもの)があるのですが、私が開封してよいのでしょうか。 回答 遺言書の保管者は、相続の開始を知った後、遅滞なく、遺言書を家庭裁判所に提出して、検認を請求しなければなりません。 また、封印のある遺言書は、家庭裁判所において... 続きはこちら≫
【遺言】法定相続人が存在しない方について、遺言を作成した事例
事案の概要 相談者 70代男性 ご自身の死後、ご自身の遺産を法律に従って、法定相続人ではない親戚の方に取得させるための遺言書作成の依頼を受けました。 相談者の相談当時の家族構成は、配偶者妻のみで、配偶者との間に子どもはいませんでした。 また、相談者の尊属および兄弟姉妹もおらず、唯一の相続人である配偶... 続きはこちら≫
【遺言】相談者を相続から排除する遺言の無効を裁判で確認した事例
事案 相談者は、被相続人である母親を介護していた相続人です。 父親は死亡していたため、母親の相続人は、相談者他2名の兄弟です。 母親は夫(父親)の死後しばらくしてから、相談者と同居するようになり、母親の介護はほぼ全てを相談者が行っておりました。相続人の一人が、相談者の介護等に関して、相続発生前から、... 続きはこちら≫